パルテノライド はげ・薄毛対策し隊

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パルテノライド(フィーバーフュー)

第8回抗加齢(アンチエイジング)学会で発表された内容によると、男性型脱毛症の原因物質のひとつとされている「DHT」が過剰にあるところでは、NF-κBが活性化していることが分かり、パルテノライドのNF-κB抑制作用が脱毛症も改善する可能性があることが示唆されているとのことです。


DHT(ジヒドロテストステロン)は、テストステロンという男性ホルモンと、毛母細胞中の5α−リダクターゼという酵素が結合することで生じる脱毛ホルモンであるとされています。


NF-κBは、nuclear factorκBの略です。転写因子の1つで、特に炎症や免疫に関連する蛋白質を作り出すときに働きます。


脱毛とNF-κBの活性化との因果関係は今のところわかりませんが、パルテノライド(Parthenolide)というセスキテルペンが、NF-κBの活性化を強力に阻害することが報告されています。


このパルテノライドという物質は、フィーバーフュー(Tanacetum parthenium,ナツシロギク,夏白菊)というハーブの主成分です。ナツシロギクは西アジア・バルカン半島原産の観賞用・薬用として栽培されるキク科の多年草(ハーブ)で、ヨーロッパや北米などでは野生化したものが見られます。欧米では古くから偏頭痛や発熱・めまい・リウマチ性関節炎に効果があるハーブとして愛用されています。


ところが、週刊現代の記事によると、パルテノライドに乳がんの転移を抑える働きがあるとしたアメリカの論文をもとに、阪大医学部がマウスを使用した実験でその効果を確認し、同時にリウマチの炎症を抑える効果も確認できたので、関節痛の人に飲ませたところ、毛の薄い頭部から産毛が生えたとの報告が相次ぎ、育毛効果があることが分かったというのです。


それは、約1ヶ月という短期間で育毛剤以上の結果が出たとされ、使用者は少ないながらも、全員に発毛効果がみられ、中には10年以上毛の無かった部位に毛が生えた人もいたというものです。2008年2月5日の新聞記事によると、その後の実験で男性型脱毛症の患者30人に数ヶ月間飲ませたところ、約8割に頭頂部の増毛効果が見られたとあります。


冒頭の第8回抗加齢(アンチエイジング)学会での発表はこの結果を踏まえてのものです。しかしながら、まだ推論の段階でしかありません。


ところで、気になるのが脱毛対策としてのパルテノライドの摂取量です。どうも摂取量が多すぎても効果を発揮しないようです。マウスでの実験では、体重1kgあたり888mgを摂取した場合はほとんど効果が無く、1/4の量(約222mg)では劇的な効果が見られたとされています。


現在のところ、アメリカ産ナツシロギクを原料にした0.8%のパルテノライドを含む320mgのカプセルを1回2錠、1日3回服用することを推奨しているようです。

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